秘湯の魅力 東海 以西

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ここでは秘湯の魅力を東海 以西 の地域でご紹介しています。
詳しく申しますと、
静岡県・岐阜県・富山県・石川県・和歌山県・奈良県・島根県・熊本県・鹿児島県の秘湯の紹介です。


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では、秘湯の旅へ ごゆっくりどうぞ・・・。

のページでご紹介している秘湯一覧
1. 天城湯ヶ島温泉 湯本館 2. 福地温泉 湯元長座
3. 新穂高温泉 水明館佳留萱山荘 4. 黒部渓谷 名剣温泉
5. 立山温泉 みくりが池温泉 6. 中宮温泉 にしやま旅館
7. 龍神温泉 下御殿 8. 川湯温泉 富士屋
9. 湯の峰温泉 あづまや 10. 湯泉地温泉 湯の里
11. 海潮温泉 海潮荘 12. 垂玉温泉 山口旅館
13. 黒川温泉 新明館 14. 吹上温泉 みどり荘
天城湯ヶ島温泉 湯本館
所在地 静岡県田方郡天城湯ヶ島町湯ヶ島1656-1
車では、
東名高速道路沼津ICから国道1・136・414号線経由、約35キロ、約65分
電車等では、
伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス湯ケ島温泉行き約30分、終点下車、徒歩3〜10分
 湯ヶ島は天城山麓狩野川の渓流に沿った静かな温泉場。その中に昔のままのたたずまいを残すのが湯本館、川端康成の「伊豆の踊り子」の執筆の宿として有名なところ。
 川端康成がふるさとのように愛し、伊豆の踊子を綴った部屋を、今も「川端さん」と呼んで残してあります。4帖半の小さな部屋に一高生のときからノーベル賞を受賞した後まで泊った部屋です。
 ここは、何十年も時間が止まったかのように何もかもが古く、とてもぬくもりのある宿です。
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2 福地温泉 湯本長座
所在地 岐阜県吉城郡上宝村福地温泉786
車では、
長野自動車道松本ICから国道158号線・安房トンネル経由、約60キロ、約110分
電車等では、
JR高山本線高山駅から濃飛乗合自動車バス新穂高温泉行き約65分、福地温泉下車
 奥飛騨にはこの地方独特の建築を活かした旅館が多い。そのさいたるものが「長座」。外観は美しい飛騨造り、各棟は古い豪農の館を移築したもので、黒光りのする古いはりや柱が重厚さを増しています。各部屋も工夫された古さが素晴らしい。
 浴場も檜張りで、山のいで湯の安らぎがわいてきます。外には巨石を集めた露天風呂。
 食事は、すべていろりを囲み、岩魚などの「塩焼き」、じくじく煮える「ほう葉味噌」、「飛騨牛の網焼き」など食べきれないほどの品数と量。
 安房トンネルの開通で、新宿から平湯―高山へ高速バスが走るようになり関東からの宿泊客が増えたとか。
 個人的に管理人の秘湯一番乗りの宿。全てに満足したところです。
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3 新穂高温泉 水明館佳留萱山荘
所在地 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555
車では、
中央自動車道・松本ICから国道158・471号線経由、約63キロ、約90分。
電車等では、
JR高山線高山駅から新穂高温泉行きバス、約90分、佳留萱下車、徒歩約3分
 佳留萱山荘は単純泉と炭酸水素塩泉の2種類の源泉があって、温度は85度で湯量もとてつもなく多い。何しろここの大露天風呂のスケールはずばぬけている。川原にごつごつと出ている巨岩をうまく利用して作られた3つの湯ぶねは、250畳もあって人が30人や40人入ってもどこに散らばっているかと思うほどの大きさ。東海随一、日本でも有数の広さを誇ります。奥飛騨温泉郷の中でも最も高台に位置する新穂高温泉。お風呂の回りは開けた緑の樹海で、北アルプスの峰が遥かに望める別天地。この温泉につかる気分は何ものにも代え難い。
 安房トンネルが開通したので松本からも車で90分ほどで行ける便利さです。
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4 黒部峡谷 名剣温泉
所在地 富山県黒部市犬山198-1
車では、
北陸自動車道黒部・ICから県道13・14号線経由、約14キロ。宇奈月に駐車し、下記と同じく黒部峡谷鉄道を利用。
電車等では、
JR北陸本線魚津下車、富山地方鉄道で宇奈月温泉駅へ。そこで黒部峡谷鉄道に乗り換え欅平駅下車。徒歩約15分。
 黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅から祖母谷川沿いに15分くらい歩くと、壁のように切り立った山々の間の渓谷に張りつくように名剣温泉はあります。
 旅館の少し上の 黒部の自然石を家人だけで組んだ露天風呂が渓谷沿いにあり、源泉掛け流しの湯は硫黄泉です。
奥黒部の渓流のひまつを眼下に緑の樹海に染まる大自然の中の温泉の味は、言葉に出来ないほどの感動があります。 
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5 立山温泉 みくりが池温泉
所在地 富山県中新川郡立山町室堂平
車では、
北陸自動車道・立山ICから県道6号線経由、約30分で立山駅。立山駅からは下記参照。
電車等では、

立山黒部アルペンルート線立山駅室堂駅行き、ケーブルカーとバス、約90分室堂駅下車。徒歩12分。

 営業期間が限られるので、どうしてもアルペンルートの観光客や立山登山客で賑わう夏季に宿泊客が集中してしまいます。そのせいか温泉目的で来る人が少なく、実に惜しい事です。
 立山の地獄谷は日本の三大霊場の1つとされ、立山信仰の人々が噴気を拝んだ所です。その地獄谷の真上にあるのがみくりが池温泉。地獄谷のお湯が浴槽に溢れています。
 立山雄山の直下に渺渺と広がる室堂高原。そのハイマツをぬって少し歩くと火口湖のみくりが池。その池の上に建つのが みくりが池温泉で、海抜2,410m、日本で一番高いところにあるとされる温泉です。百聞は一見にしかず、訪れてみれば解ります。こんな温泉は他に無いことが。
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6 中宮温泉 にしやま旅館
所在地 石川県石川郡吉野谷村中宮
車では、
北陸自動車道・小松ICから国道360・157号線経由、約45キロ、約60分。
電車等では、
北陸鉄道石川線・鶴来駅から中宮温泉行きバス約75分、中宮温泉下車。徒歩3分。
 白山中宮道にある中宮温泉は重曹弱食塩泉で、古くから胃腸の名湯として親しまれてきた 山の中の静かな温泉です。その静かな中宮温泉が昭和52年に白山スーパー林道の開通で、都会からの宿泊客が多くなり観光地の温泉のような賑わいを見せていた時期がありました。ところが、親子で全てを切り盛りする事で、再びもとの静けさと素朴を取戻してきたといいます。
 食事では、山国料理がじつに見事。一品一品に手づくりの情のようなものが溢れています。浴場も古風に工夫しているのが素晴らしい。
 交通はまだまだ不便ですが「にしやま旅館」はせっかく訪ねた人びとの期待を裏切る事は無いでしょう。
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7 龍神温泉 下御殿
所在地 和歌山県日高郡龍神村龍神38
車では、
湯浅御坊道路御坊ICから国道425・371号線経由、約54キロ、約85分
電車等では、
JR紀勢本線紀伊田辺駅から龍神自動車バス虎ヶ峰経由、龍神温泉行き約1時間20分、龍神温泉下車
 龍神の湯は、日本三大美人湯の1つと言われています。土地の女性はファンデーションなどいらないという。湯はアルカリ性の炭酸泉で、下御殿の湯ぶねは檜張り。浴室の下には日高川の渓流が美しく流れ、緑の自然が身も心も包んでくれるような環境です。
 この温泉は、紀州藩主徳川頼宜公が藩費で下御殿、上御殿を建て、静養のために杖をひいたそうです。当主は27代目になる湯守りです。
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8 川湯温泉 富士屋
所在地 和歌山県東牟婁郡本宮町皆瀬川1452
車では、
湯浅御坊道路御坊ICから国道42・311号線経由、約100キロ、約1時間40分
電車等では、
JR紀勢本線新宮駅からJRバス・熊野交通バス・奈良交通バス本宮大社行き約60分、川湯温泉下車
 川湯温泉は本宮からバスで20分ほど入った大塔川沿いにあります。名前の通り川原の砂を掘ると湯が沸くと云う珍しい温泉です。
 老舗の冨士屋は、川湯らしい落ち着きのある宿で、白浜や勝浦と異って派手なところがなく、とても安らげる素朴さがうれしいところ。
 館内にも熊野水石を組み合わせた露天風呂もありますが、ここでは宿の前の川原の自然風呂が一番。川原の砂を掘っただけの湯ではありますが、何より自然のままが何とも言えません。川原はどこを掘ってもお湯が湧いてきて、温度が73度もあるので川の水を引き込んで好みの温度に調節して入るのも良いのでは。
 世界遺産に指定された「熊野古道」へ、車で30分程度の距離。
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9 湯の峰温泉 あづまや
所在地 和歌山県東牟婁郡本宮町湯峰122
車では、
湯浅御坊道路御坊ICから国道42・311号線経由、約100キロ、約1時間40分
電車等では、
JR紀勢本線新宮駅からJRバス・熊野交通バス・奈良交通バス本宮大社行き約70分、湯の峯温泉下車
 観光地化してしまった白浜と勝浦とは違いい、新宮からバスで1時間の不便さが、山あいの古い温泉場を近代化させず、湯の峰を訪ねる人は毎年増えているとか。そのなかで、平安の頃から熊野詣での湯垢場(ゆごりば)としての歴史を守ってきたのが「あづまや」。
 小川のほとりにこんこんとわいて出るお湯は94度もある。里の人は「湯筒」と呼んで生活に利用しているそうです。
 お風呂は槇の木で作った大浴槽や、蒸し風呂が人気。また外湯で1日に7回も色が変わるというつぼ湯も是非入っておきたい温泉です。
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10 湯泉地温泉 湯の里
所在地 奈良県吉野郡十津川村湯泉地
車では、
新宮から国道168号線経由、約65キロ
電車等では、
紀勢本線新宮駅から奈良交通・熊野交通バス乗継、約2時間
 近畿地方の数少ない秘湯の中の秘湯が「湯泉地」です。南紀の屋根といわれる大台ヶ原山系に囲まれた十津川村は奈良県の5分の1の面積もあり、山また山の陸の孤島状態。それだけに秘境の感が深く、渓流と山の大自然の中の一浴は、人間らしさの取り戻せる爽快さがあります。
 温泉の歴史はそうとう古く、室町時代からの湯治場。こんこんとわく60度のアルカリ泉は糖尿病によいとか。
 宿の人たちも素朴そのもので、奈良県とはいっても、熊野路に近く、料理はアメノウオ、沢ガニ、鮎の刺身、ボタン鍋、鹿さしなど珍しいものが多い。このままそっとしておきたい山の秘湯です。
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11 海潮温泉(うしおおんせん) 海潮荘
所在地 島根県大原郡大東町大字中湯石451
車では、
山陰自動車道安来ICから国道9・県道24号線経由、約45キロ、約50分
電車等では、
JR木次線出雲大東駅からタクシー約10分
 海潮温泉は、松江から車で30分ほどの山間の出で湯で、出雲風土記にも記された歴史のある温泉です。
 観光の波が、玉造や皆生に押し寄せる谷間にかくれていた温泉だけに、ここには秘湯的なたたずまいが いまだに残っています。木造2階建ての宿はこじんまりと落ち着いていて、観光地のような華やかさは全くありません。
 海潮というのは、弱食塩泉の泉質からこの名がついたらしく、大きな銘石をあちこちに置いた露天風呂は底迄すきとおるほど透明。また 風呂を覆うシイの大木は樹齢800年といわれ縄文杉のような風格です。
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12 垂玉温泉 山口旅館
所在地 熊本県阿蘇郡長陽村河陽2331
車では、
九州自動車道・熊本ICから国道57号線経由、約33キロ、約50分。
電車等では、
南阿蘇鉄道・阿蘇下田ふれあい温泉駅から垂玉行きバス、約20分、垂玉下車。
 垂玉温泉は阿蘇、烏帽子岳の中腹にある一軒宿の温泉です。古い歴史を持った宿で、金龍の滝を背後に、四季折々の渓谷美も見事。
 一時は別府や雲仙の歓楽境に歩をむけた九州の人たちも、こうした自然環境の温泉を見直したのか客足が絶えずに徐々に増えているとか。
 また 4つある湯の中でも金龍の滝の滝壺に位置する「滝の湯」は、60mの岩山から落ちる豪快な滝の音を聞きながら、滝の真下での入浴は圧巻です。

 阿蘇山でのんびり草千里にねそべって、といった旅にはうってつけの静かな山の温泉です。
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13 黒川温泉 新明館
所在地 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6608
車では、
大分自動車道日田ICから国道212・442号線経由、約60キロ、約60分
電車等では、
JR豊肥本線阿蘇駅から九州産業交通バス小国行き約60分、小国で黒川温泉行きに乗換バス約30分、黒川温泉下車
 豊富な湯量を誇る黒川温泉の田の原川沿いには、各旅館が趣向を凝らした野天風呂が数多くあります。新明館の川沿いの崖の下にある岩戸風呂も見事なお風呂で、大きな洞窟の中からこんこんと湯がわいていて、その湯が池のような露天風呂に流れ込んでいます。また ここの名物となった洞窟風呂は、宿の主人が一人で数年かけて完成させたものとか。
 宿の応対も屈託がなく、秘湯というより昔の旅籠風と言った方が適当かも知れません。江戸時代には参勤交代の時のお殿様が立ち寄った宿でもあるそうです。
 九州の人々も観光地化した温泉や海辺の宿よりも、黒川温泉のような山の中の静かな宿をを好むようになってきたのかもしれません。時代の移り変わりの中で、変わらない伝統を持ち続けている事がとても大切なのでしょう。
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14 吹上温泉 みどり荘
所在地 鹿児島県日置郡吹上温泉
車では、
指宿スカイライン谷山ICから県道22号線経由、約20キロ、約35分
電車等では、
JR鹿児島本線伊集院駅から鹿児島交通バス加世田・枕崎行き約40分、伊作下車、タクシー約5分
 10室の平屋造りの離れ家を池畔に点在させた自然環境、小鳥のさえずりだけが聞こえる静寂な別天地。南九州では異色の宿ではないでしょうか。
 露天風呂は庭の奥まったシイの大木の木影にあって、竹のトイから自噴の温泉が途切れなく流れ出てます。池を眺めながらの入浴は実に気持ちが良い。
 この宿は太平洋戦争の末期、知覧や万世飛行場の若鷲たちの出撃前の休養の地とされており、先代の奥さんは彼等を母のようにめんどうを見たといいます。
 料理は近くの吹上浜に揚がった新鮮な魚料理と地どりが名物。
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